雨でお散歩に行きづらい毎日ですが、今日は雨も上がり気温もそう高くないので、明るいうちにチャッピーを散歩に連れ出すことができました。
この休暇中に「愛犬ジゼルとの最後の約束」を読み終えました。もともとインターネットで公開された物語で、今では世界各国で翻訳されているそうです。
わんこと人との交流だけでなく、女の子が成長する過程で経験する葛藤や、アメリカのペット事情や就職事情なども垣間見える興味深い内容でした。
いつも気になるのが、アメリカにおける、この様なわんこに関する物語の中に登場するわんこの死の多くが
安楽死によるもの
であることです。
YouTubeに “If I could talk”という捨て犬が拾ってもらって幸せな犬生を送り、最後にもし話せたら飼い主さんに感謝を伝えたいという感動的な内容のストーリーがあるのですが、最後は動けなくなった後病院に連れて行ってもらって安楽死してもらう描写があります。映画『僕のワンダフルライフ』においても、最初のベイリーの最後は安楽死でした。
日本ではどうなのでしょうか。動けなくても最後まで看病して、介護して自然死を待つ方が多いのではないでしょうか。
おそらくアメリカはどう生きるかということに重きを置いており、また合理的に動物の生死を考えているのではないかと思います。ただ痛みに耐えて寝てるだけの生なら死ぬ方を選択した方がいい、つまり生を充実できないのであるならば死を選択する方が合理的だということです。
僕はこの考え方を批判しようとは思いません。むしろ、
安楽死はどちらかといえば賛成
です。
同時にだからといって、弱り切った愛犬を必死に介護していらっしゃる方も尊敬します。大切なのは愛犬のことを考えているかどうかであり、それが飼い主の死生観の違いに現れるだけかと思います。
まだチャッピーに関して、今後どうするのかは不明ですし、その時になったらどのような考え方を持っているのかわかりませんが、僕は自分自身も含めて、痛くて、やりたいこともできず、苦しい寝たきりの毎日を送るならば、周囲が介護で疲れ切るなら、安楽死してもらう方がいいのではと今は思っています。
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